「絢爛とか爛漫とか・モボ版」  自転車キンクリートSTORE

もともと初演はモボ版だけで、再演でモガを書いているので脚本としてはモボの方がしっくりくるなあという印象。キャストは主人公を京さんが、そのライバル?で、特に物書きにこだわらない天才肌を蔵之介さんが、マイペースな作家を岡田正さんが、批評家志望の傍観者を吉田朝さんが演じておりました。

モガ版では当時の「時勢」とか「社会」というものの壁があったんですが、モボはそれがないだけに「己の才能」ととことん向き合わないといけない感じがあって、だからこそ主人公、古賀の苦しみも一層堪える、という感じ。

舞台に登場しない「おきぬ」の存在感が非常にうまく使われているな、と思いました。

この感想のみ、なぜか書いてなかった・・・えええ〜〜〜。というわけで今必死に思い出しながら書きました。天才肌の諸岡をやったのが蔵さまだったんですけど、可愛い諸岡だったなあ。京さんは初演に引き続き続投で、苦悩する姿がなぜか色っぽかった・・・(そんな感想って・・・)