- シアタードラマシティ 1列32番
- 作・演出 西田シャトナー
これの初演が私のピスタチオ初体験だったワケですね。そして3年前より格段に良かったです。冒頭の「百の口からこぼれ出た 宇宙に関する千の噂!」は、忘れてたけど、聞いた瞬間に「おおっこれこれ!!」と思った。鳥肌モノ。
ストーリーもラストを結構変えてたし(変えて正解)、変えたことによって効いてくる最初の群唱もいい。何より以前はストーリーの展開読めまくりだったけど(というかストーリーなんてあるの?って感じだったけど)今回はおおっ!どうなるんだ!と思うところが随所にありました。ラストああなるとおもわんかったしな・・・。役者陣はもちろん前回より良かった。保村・佐々木・腹筋のトリオは相変わらずハジけてたしなー。宇田さんは残念ながら私が見た回には出てなかったのでわかりませんが、男優陣は魅力ありますよね。私はミラノさんは苦手なんで女優陣はイマイチなんですが、でも劇団として大きくなっているのは確か。
しーかーしー残念なことに、ピスタチオ唯一の演技派高橋さんはおやめになってしまったそうな。悲しい・・・。
ある意味この頃がピスのピークだったと言えなくもない。色んなバージョン観ましたが、この年の「飛龍」が一番好きですね。っていうかタイトルが「飛龍」で「飛龍エメラルド」って、まんまつかさんの「初級革命講座 飛龍伝」からインスパイアされてるよなあ。ということに今頃気づくなよ、私。