「キャンドルは燃えているか」  キャラメルボックス

6年ぶりの再演ですね。主役の伊丹を近江谷さんに変わって岡田の達っちゃんが、ヒロインを坂口さんに変わって岡田さつきさんが。敵役(?)の竜野を上川さんに変わって大内くんが。つまり主要メンバー総入れ替えでの再演でした。西川さんの神戸は変わらず。

初演の時の感想に「上川さんが悪役っぽいのをやったのは覚えているけど何が目的だったか全然覚えてない」って書いているんですけど、今回見てなぜかわかりました。「覚えてない」んじゃなくて「描かれていない」んですよ。そこのところが。竜野はマシンに夢中になっただけでそれを悪用しようとは思っていないっていうのは再三舞台上で語られるんだけど、じゃあなぜあそこまで彼を変えてしまったのか、なぜマシンしか目に入らなくなってしまったのか。「それはタイムマシンだから」っていうのはナシだろ?って思うんですけど。「ハリマ」側、部長さんにしても竜野さんにしても、なんか、描かれなさすぎな気がする。それがハッキリすれば逆に伊丹たち3人の思いにもっとのめり込むことが出来るんじゃないのかなぁという気がするのですが・・・。

初演で上川・近江谷のやったのを、大内・岡田の二人で大丈夫か?っていうのは正直あったんですが、その点はホントに心配ご無用って感じで、二人ともきっちり演じてくれてました。格好良かったです。大森さんて初演の時部長さんだったったけ?違ったような気がしない・・でもない・・・んですが・・・(自信なし)パンツスーツ姿が格好良くて決まってました〜。あと、ミラノさんの役名って泉なの?「ミキ」とも呼ばれてたような?どうでもいいことなんですけど。しかしミラノさんのしゃべりってやっぱ苦手だわあたし・・・・・。

席がなんと行ってみたら最前でびっくりこきまろ!だったんですけど、最前なんて久々でちょっと緊張してしまいました(笑)