「追悼・伝説の文豪 小林作造」  王立劇場

後藤ひろひと大王のユニットの公演ってことで、他の出演者が石丸さんやら川下さんやら山内さんやら、あと吉本の人も出てましたが、なんだか妙に豪華なようなので当日券で行ってみました。でも当日baseよしもとの場所がわからなくて往生しましたわ・・・開演ギリギリに飛び込んだのでチケットももらえず「空いてる席に適当に座って下さい」と言われてしまいました。

タイトルにもあるように小林作造という架空の作家をモチーフにしていて、で、なんつーのかな・・・あの、私はもうちょっとシアトリカルなものを想像していたんですが、短編集というかコント集というか。そんな感じだったですよねぇ。で、一編一編がものすごくナンセンス色の強いものだったので、ああちょっと私は苦手方向かもと思ってしまいました。観客もちょっと反応戸惑ってたような印象を受けましたが。

何本かすごーく好きなのもあったんですけどね。一番好きなのはまっすぐ育った「いい子」に「なんで17にもなって人も殺してへんの!」とこれまた良くできた親が嘆くブラックなやつ。あと、手話教室のも好きーーー。「私たちはカニです」とやるときの川下さんの顔がキョウアクなまでに楽しそうで可愛い(笑)オープニングの同窓会のヤツも好きだったなぁ。

しかし一番楽しかったのはコントの合間合間に大王が出てきて喋る小林作造のひととなりのところだったってあたりが・・・(笑)やっぱ大王ファンなのね、あたし。