ぴあで他の芝居のプレリザーブ探していたら、この写真が目に飛び込んできた。
うわああああ!
誰かと思ったよ!
というか似てませんかあの・・・イッセー尾形さんに・・・
写真にも驚いたのだけど、野村萬斎さんが中島敦をやるというのにめちゃめちゃときめいてしまってるんですけど。好きだったんだよなあ、中島敦。全集持ってる(だって巻数少ないから)。
一番手に入りやすいのはこれかしら?
- 作者: 中島敦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/12
- メディア: 文庫
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「山月記」は高校や中学の教科書でたいていの人が「いつか通った道」だと思うのですけども、私も教科書で出会ってそこからはまりました。何でもすぐに諳んじるのが好きな私は最初の出だしとか印象的な一節とか覚えてましたよ山月記。中でも忘れがたい一節はこれ。
人生は何事をも為さぬにはあまりに長いが 何事かを為すにはあまりに短いなどと
口先ばかりの警句を弄しながら
事実は 己の才能を暴露するのではないかとの卑怯な危惧と
刻苦を厭う怠惰とが おれのすべてだったのだ
ううう、刺さる、刺さるねえ。
インタビューで萬斎さんも仰ってるように、「いま」にすごく当てはまる戯曲だと思う。
9月3日、4日プレ、6日から15日まで世田パブで。
・・・多分見に行けない。切ねーーー!