ちょっと番外

以上に挙げた曲がすべてオリジナル楽曲でないのは、私は個人的には既存の曲を「えっ!」という使い方で出してこられるのに弱いからだと思います。それを探す、という楽しみももちろんありますしね。
でも、オリジナル楽曲の中にももちろん好きなものもたくさんあります。その中の5つ。

「キレイ」の「ここにいないあなたが好き」。名曲。ケガレのテーマももちろん大好きですが、これがいちばん好きかな〜。せめて恋くらい綺麗に、綺麗にこーなしましょうねー♪

「悪霊」の「イノウエの歌」。CD化してくれないものだろうか〜。しばらく口をついて出てしまって困りました。イノウエの、なかにはいって仕組みをみーよーうー♪

阿修羅城の瞳」の「夢桜」。真剣にカラオケで歌ってみたい〜、どこか入れてくれないかなあ〜。

「ビューティフル・サンデイ」Showcaseのテーマ。私家版の脚本初版にはCDがついていたのですが、今はもう売り切れているようです。

「髑髏城の七人<アカドクロ>」の、「髑髏城の七人・アカドクロ」のテーマ。これを聞いただけでパブロフの犬のように泣けてくる。新感線音楽史上最高傑作だと思います。

番外ついでにもうちょっと脱線。第三舞台と音楽、というのはすごく密接で、私にとっても第三舞台の思い出と曲というのは切っても切れないものばかりです。その思い出を沢山作ってくれた、当時第三舞台の音響を担当しておられた松崎俊章さん。選曲もかなりの部分担当しておられたようなのですが、この人ほど鴻上さんの作る場面を活かす曲を探し出していたひとはその後もいないと個人的には思っています。今もたぶんご活躍なのだと思いますが、この場をお借りして、お礼を申し上げたい気持ちでいっぱいです。