「ア・ラ・カルト〜役者と音楽家のいるレストラン」

年末恒例。今回の席が素晴らしく見やすいよい席で嬉しかったんですけど、そういえば私いつもAブロとBブロを行ったり来たりしていてCブロに座ったことないな〜。Cブロックも座ってみたい。

今回のゲストが音楽家のパトリック・ヌジェ氏で、メインの「恋と料理は言葉を越えておいしくなる」がいつもと違う空気になっていて面白かったなあ。すごくよくできた台本ですよね(ハルミとルミとか、うまいなあと)。必死でフランス語メニューを喋る白井&陰山両氏がおかしくておかしくて。

去年のROLLYの時もそうでしたが、音楽を本業にしていらっしゃる方がvisitorでいらっしゃるとSHOW TIMEの厚みがぐっと増しますよね・・・。ピアソラへのオマージュがこめられたvie violenceが素晴らしかったですよ、もう。涙が勝手にぼわああっと滲んできてしまいました。こういう風に毎年毎年、味わう感激が違うというのもアラカルトの大いなる魅力ですよねえ。

SHOW TIMEといえばペギーさん、そしてセルジオ。ペギーさん、今年もすごい花束でした。「去年長い間奏を作ってそこで花束もらおうとしたけど大失敗だった」そうで(自分がどこを歌っているのかわからなくなったそうです)、今年は花束贈呈タイムが設けられておりました。セルジオについてはもうなにも言うことはないです。最高。「ちなみにこの髭書いた髭」で笑い死にました。

レストランを訪れる人たちはお馴染みの人たちばかりで、その風景もお馴染みのもの。でも、観ているこちらのその時の心情や状況で、以前見た風景が違って見えてくるんですよね。
人生は急がずに、ゆっくり味わって。
来年はどんな風景が見られるのか、今から楽しみです。