- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2009/04/07
- メディア: 雑誌
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (33件) を見る
文藝、特集穂村弘。ずいぶん前に姉から「出てる」と教えてもらっていたのだがようやく買った。谷川俊太郎さんとの対談は読み応えある。そこだけで1冊の本に匹敵するぐらいの集中力を要したような(笑)「世界を凍りつかせる一言」をめぐる二人の意見、「言葉」というものへのメタ思考の数々、面白かったです。
この中でもふれていたが、私が穂村さんを知ったのは高橋源一郎さんがきっかけでした。3億部売れてもいいって書いてた、そういえば。「歌集をわざわざ取り寄せて買う人はいない」って書いてらっしゃるけど、取り寄せて買いましたよ!忘れもしない心斎橋のアセンスでしたよ。その前に某有名書店にいったけどけんもほろろに「取り扱ってません」って言われたですよ。皆さん、アセンスは良い本屋です。
いいといえば、河出書房新社はいい出版社ですよね。指輪映画ブームの時に、猫も杓子も指輪関連本を出していたが、河出の出していた本はひと味もふた味も違って(文献としても)読み応えあった記憶があります。文藝の人選も、いつもいいとこついてる。
- 作者: 穂村弘
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/04/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 21回
- この商品を含むブログ (69件) を見る
「来たれ好敵手」のなかで、穂村さんが江戸川乱歩の「人間豹」の台詞をもじってつくった歌が一首のっているのだが、それがあまりにとあるバンドの、私の大好きな歌の一節を思い出させてはっとした。
穂村さんの歌はこれ。
こんなめにきみをあわせる人間は、ぼくのほかにはありはしないよ
女性にとりわけ好評だったというこの歌、スピッツファンのかたはぴんときたんじゃないでしょうか。
君を不幸にできるのは 宇宙でただひとりだけ/スピッツ「8823」
ライブでここ聴くたび、うわああああああ!!!ってなる。血が騒ぐっつか。
DVDはまだですかー(ひとりごと)
- 作者: 小林恭二
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1997/04/21
- メディア: 新書
- 購入: 4人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (33件) を見る
穂村さん曰く、短歌は「読む」ほうが難しいらしいですよ。
- アーティスト: エレファントカシマシ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・シグマ
- 発売日: 2009/04/29
- メディア: CD
- 購入: 5人 クリック: 26回
- この商品を含むブログ (56件) を見る
いつも思うけど、宮本はほんとうにうたがうまい、ということを、たとえばカラオケでエレカシの歌を歌おうとすると途端に実感するわけですが、私がCDを買ったりライブに行ったりするアーティストのなかではダントツの「カラオケ歌えなさ」加減です。「今宵の月のように」みたいな超メジャーですら。
5月からツアーっすね!私は6/2のZEPP名古屋に行くゼ!けっこうよさげな整理番号だぜ!楽しみだぜ!
The World’s Edge(初回生産限定盤)(DVD付)
- アーティスト: DOES
- 出版社/メーカー: KRE
- 発売日: 2009/04/29
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 14回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
タワレコで買ったらタオルもらったんですが、なんかクローズ2のなんかの応募はがき、みたいなのももらってなんで?と思ったら劇中歌に使われてるってそれはわかるんですけど「出演」って書いてあってええ!出演!?RIZEのあっくんだけじゃなくて?なにそのミュージシャン率!とか思いました。どんな役で出てるんでしょう。ちょっと気になります。