おいおいちょっと待て

この間やった「本好きさんに50冊の質問」のQ6「映像化して欲しい面白かった本」にロス・トーマスの「パディロ&マコークル」シリーズをあげて、その理由に

っていうかなんで映像化って喚いているかというと絶版になって手に入らない本があるからじゃ!そしてパディロ&マコークルに至っては未訳の本があるからじゃ!映像化したらもれなく商魂逞しい大人どもがこれでもか!と関連作品を売りに出すに違いないからじゃ!それを俺はマスター&コマンダーで学んだからじゃ!

って書いたわけなんですけど。
どう、これ。

暗殺のジャムセッション (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1827)

暗殺のジャムセッション (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1827)

出版年1967年。
本邦初版2009年。
ま、ま、ま、まさに、パディロ&マコークルで未訳だった「Cast a Yellow Shadow」ではないか!40余年の刻をへて、今ようやくの出版!ここだけの話、あまりにも読みたすぎて思いあまって原書を買った(そしてまったくわからなかった)(当たり前です)(求む!語学力)そんな辛酸も昇華されるというものです!
すげえ。
欲望って、いつか、かなう。

うおーしかしもう今この瞬間にでも本屋にダッシュしたいほどなのだが、わたしゃあさってから仙台なのだよ。そりゃ1分1秒を争って読みたいがしかしここまで渇望していたのである、そんな片手間に!とか仕事が終わってから!とかイヤだ。イヤだったらイヤだ。暑い夏の日の午後、洗濯も掃除も終えて、クーラーをほどよく効かせた室内で、うんまいアイスティーにお茶菓子など用意して、お気に入りの椅子に深々と腰掛けてから読み始めたい。それが私のIt'a perfect world.
しかし問題なのは、そんな時間がいつ取れるかっつーことだよにぃ〜