2011年のベスト

総観劇本数38本(たぶん)。リピート含まず。うーんここ3年ぐらい計ったように同じ数字を叩き出してますね。
昨年同様5本をピックアップ。観劇順です。

  • 「わが星」

2011年のベスト。この芝居の余韻はしばらく私の中にずっと残っていましたし、いまでもあの舞台を見たときの感覚を思いだせるぐらいです。見ることができてよかったし、またこれを千種小劇場で見ることができたのもよかったです。きっと、劇団としても何度も再演を重ねていくのではないかと思いますので、今回見逃した方は次の機会にぜひ。

  • 「CLOUD」

実際に上演されるまでのスズカツさんのtwitterを通じた「オガワとしてのつぶやき」も含めて楽しませてもらった感じがあります。個人的にはやはりクライマックスの、銃をはさんでからの攻防に一気に持ってかれました。今までの作品の記憶が走馬灯のように頭をかけめぐったということもありますが(笑)いやしかし、円形で見るスズカツさんは良いです!

  • 「奇ッ怪 其の弐」

第一弾もすごくいい舞台で、今回劇場のサイズが世田谷パブリックシアターのほうになったので、大きい劇場でどうかなーと思ったところもあったのですが、1時間40分という凝縮された上演時間、鮮やかな幕切れで今年も深い印象を残してくれたなあと思います。

  • 「深呼吸する惑星」

これを入れるのは作品としての評価とかとはまた別のところではありますが、まあでもここを避けて通れないのが私の演劇人生でございます。もう、最初に見たものを親と思うのとある意味同じです(そうか?)そして実際今現在も祭りは絶賛継続中です!

  • 「90ミニッツ」

2011年は三谷幸喜幸喜生誕50周年、大感謝祭と称してなんと年4本の新作が劇場にかかるという、かつてない三谷作品ラッシュでした。幸運にも4本とも拝見させていただくことができましたが、「国民の映画」と「90ミニッツ」が抜けてた感があるかなあと。どちらか迷いましたけど、ここは個人的な好みで。西村さん、近藤さんと三谷さんがまた組んでくださったという気持ちも含め。

今年も、いや今年はもっと舞台を観に行く年にしたいです!
更新頻度にむらのあるblogですが、今年もどうぞよろしくお願いします!