今週の清盛

第37回「殿下乗合事件」または「今週の重盛」。
もうこれ今週の重盛でいいんじゃないか。そんな気にもなった今回の放送でした。うおおおおおお!うおおおおおおおお!!!(お願い突然荒ぶるのヤメテ)誰じゃ!私の重盛たんを苦しめるやつは!!お前か!赤い羽根か!!

正しすぎるということはもはや間違っているのと同じこと(キリッ

とか言っちゃって!言っちゃって!なんだ!誰がうまいことを言えと!チミは平安のコピーライターか!
いや私だってわかってますヨ時忠が悪いわけじゃないって…むしろダークなところこっそり担ってくれて名乗りもせず重盛を助けてくれたんだって…つーかそもそもきよたんの言外の含みを汲んでくれたんだってわかってますよ!わかってるったらああ!

いやーこれ何回も言ってるかもしれないですけど私にとって重盛という人はかつての大河ドラマ義経」で勝村さんがおやりになった役であって、しかもこの殿下乗合事件での勝村重盛が見せた激昂ぶりがそりゃーまあもう激烈にカッコよく、だからこの回で窪田くんの重盛がどんな姿を見せるのかと思っておったのですよ。そしたらまさかのこの展開…!まったく構えてない方向からボールが飛んできてノックアウト、そんな感じです。ちょっ…!く、窪田くん…!好きだあああああ!!(告白)このドラマでの重盛ならこの描かれ方も大ありですしおすし!

しかしあの資盛の態度はなんだー!重盛たん大好きだけど自分の子供はもうちょっとシッカリ育てて!というか今回なにげにショックだったのは時子たん態度というか、あそこで君が棟梁の肩持ってやらなくてどうするんだああ!でもってあの襲撃に重なる琵琶の音…もしかしてこれは時子たんの差し金…?的な空気も漂わせる演出でしたよね。

お父さんみたいになれないって泣き崩れる重盛、なれなくていーんだよ、なれなくっても、ちがってもよかったんだよ、でも重盛が思い描く「平家の棟梁」っていうのはお父さんしかいなくて、そして清盛は自分が乗り越えられてきた道だから、自分の子供にもそれができるときっと思っちゃってるんだよね…あああ。ああああああ。この先の、展開が、つろうございます…

禿が出てきて、来週はいよいよ平安のコピーライターが後世に残る「ザ・平家」な台詞を口にする回。いやこれどんな風に見せるんでしょうね。森田剛つんがここまで少しずつ積み重ねてきた時忠のキャラクターが今週と次週で一気に開花してきている感。いい仕事してるわー。