「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」

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1作目見たのついこの間だったような気がしてるんですけど、2018年公開だからしっかり3年経ってたわ…時の流れってやつぁ…。監督は前作のルーベン・フライシャーからアンディ・サーキスへバトンタッチ、主演はもちろんトム・ハーディです!

1作目のときに、序盤はわりとハードめに物語を構築していこう…みたいな姿勢があったのに、どこかの時点でえ~いこれはもうエディとヴェノムの珍道中に全振りだ!みたいに急速に舵が切られた感があったんだけど、たぶんその序盤より全振りしてからのほうが評判がよかったんでしょう、今回は潔く最初から全振りしてた。もう完全に「エディとヴェノム、仲良く喧嘩しな」の98分だった。

そう、98分だったんですよこれ上映時間が。潔さは物語の構成にも現れてて、もう本筋(エディとヴェノムの喧嘩と復縁)以外はスッパスパ進んでいくのがすごい。キャサディ本人の掘り下げとエディとヴェノムが朝食を挟んでドタバタするシーン、後者の方が書き込みがすごいっていう。全編にわたってトムハは言うまでもなく魅力ふりまきまくるし、ファニーで楽しい映画だけれど、じゃあ私のフェイバリットだ!といえるかというとちと微妙なところもあるな~という感じ。

ポストクレジットシーン、もちろん見るまで知らなかったんですけど、ヴェノムで皆がネタバレ注意!って言い回るってことはそうなんじゃねーの、と思ってやっぱりそうだった。のでどちゃくそ驚いた!という感じはなかったけど、それはそれとしていよいよ来たか感はもちろんあり、今後の展開は素直に楽しみです。