
新年一発目の映画は景気よくドンドンパチパチやるやつがええな~、と思ってみる予定にしていたのですが、なかなか都合がつかずやべえこのままだと上映終わるぞ!というタイミングになってしまった。まだドルビーでかけてくれているTジョイ梅田さんありがとう。どんなジャンルの映画?と聞かれたら「ステイサム」と答えてしまうようなステイサムがステイサムする映画でした。監督はデヴィッド・エアー。
引退した凄腕諜報員は人知れず養蜂家として暮らしていたが、彼を隣人として迎えてくれた一人暮らしの女性がインターネットを利用した詐欺に引っ掛かり、全財産をだまし取られて、女性はそれを苦に自殺してしまう。男はFBIも尻尾をつかめずにいたその犯罪組織グループをあっという間に特定し、文字通り報復という名の殲滅作戦を実行する。
あっという間に事が起こり、皆さんご期待のステイサムによるステイサムのためのやらずぶったくりを拝むことができ、かつやられる側の描写があまりにも卑劣で卑怯で一切の同情心を起こさせないため、「いいぞもっとやれ」以外の感情が出てこない、文字通り年始一発目にふさわしいど派手ぶちあがり映画でした。あまりにも事の発端となる女性と「ビーキーパー」との関わりにページ数を割いてなさすぎるのと、自死を選ぶ過程があっという間すぎるのは気になりましたが、そこをちんたら書かないからこその108分の上映時間だとも言える。
主演の情報しか把握してなかったので、途中から出てくるいけすかない若造の自警団トップみたいなポジションでジェレミー・アイアンズが出てきたのマジでびっくりしたし、役柄がまた「かつてCIAのトップにまで登りつめたエリート」で、かつ「かつての思い人の頼みを断れずこの仕事を引き受け」ているという、アイアンズさまにそんな役やらせんなよー!私が喜んじゃうだろー!とニマニマしてしまった。ステイサムはとにかく組織のトップオブトップまで絶対殺すマンだったので、アイアンズさまもやられちゃうのか…?だとしてもあんまり痛くない感じで頼むう!といらん心配をしてしまいましたね。
時折出てくる「ジョン・ウィック」のシリーズも彷彿とさせるようなキマりにキマった傭兵軍団とかも目に楽しく、「こうなる」とわかっている展開でもちゃんと楽しい、景気の良い映画で満足です!