芝居とは関係のない話ですが

パラドックス定数の今回の芸劇シアターイーストでの公演、私は劇団先行予約でチケットを買い、開演の45分前には劇場前にいたわけですけど、そこで見ていて思ったことをちょっと書かせていただきます。

なぜ45分前に行ったかというと、チケットには「開場時間より整理番号順でのご入場」とあり、チケットには整理番号が印字されていたんだけど、同時に「受付開始は45分前、開場は開演の30分前」という案内がチラシや公式HPなどでなされていて、この「受付開始」とは何…?というのがいまいちよくわからず、45分前に到着するようにしたわけですね。で、結局のところ45分前から開始されたのは、当日券及び当日精算券を持っている方の受付だったわけなんですけど、同時に「劇団先行予約特典のおまけの引き換え」も同じ列で処理されてたわけなんですよ。
これはよくない。
ただおまけを引き換えるという工程の少ない作業と、予約を確認し、お金を払い、お釣りを渡し…という工程が発生する(つまり、かかる時間がまったく違う)客を同じ列で捌くのはマジでいたずらに行列を長くさせるだけでなんのメリットもないです。

劇団の名物といえば名物なので継続するという方針に否やはないけれど、チケットすら自分でもぎらせようかという昨今の事情の中でおまけの受け渡しをどうするか、というのはもっと練られてよかったのではないかと思いますし、できれば先行予約済の客には改めて「受付」の必要はなく30分前から番号順に入れる、会場前に人をたむろさせないためにも開場時間ぴったりを目指してきてくれ、ぐらいのアナウンスがあってもよかったのではないでしょうか。

おまけの引き換えは入場後でもできる、とスタッフの方に聞いたので私は列から離脱しましたが、列ができてしまうと「よくわからないが並んでおこう」という心理に働きかけちゃうし、もうちょっとやるべき作業と集まるキャパをふまえたオペレーションをした方がよかったのではと思いました。