「I am my own wife」

  • LYCEUM THEATRE

始まる前はぶっちゃけ寝る予感ぷんぷんでした。でも席が無駄に前の方だったのでこ、こりゃ寝れない!とかちょっとドキドキ。でもおかげで役者さんの表情を間近で堪能できて良かったかも。

実際話の筋や今なにが語られてるかっていうのは99%わかりませんでした!(威張らないように!)でもそれでも充分面白く見れたと思う。舞台装置も凝っていたし。40人近くの登場人物をひとりで演じ分けるという一人芝居なんですが、演じ分けが見事なのはいうまでもなく、英語の訛やアクセントの変化が、その境目がわからないほど一瞬で切り替わるのがすごい。使う筋肉が変わるからか、顔まで違って見えてくるし。

力でガシガシ押してくるというよりは、テクニックをしっかり押さえた役者さんだなあという印象。うまいわねえ、と惚れ惚れするような感じ。カーテンコールで出てきたときは同じ衣装なのにやっぱり顔が舞台の時とは全然違って見えて(メイクとかではなく)、すっごいなあと思った。

しかし言葉がわからないにも関わらず、ミュージカルの合間に見たストレートプレイがもう馴染むこと馴染むこと。ああやっぱり私の畑はこっちなのか、とちょっと思いました(笑)