「唐辛子なあいつはダンプカー!」 竹中直人の匙かげん

うーん。苦痛でした(笑)2時間チョイなんだけど最後もうお尻が痛くてしょうがなかった。つまり集中力が切れていたということです。「くだらない」ものをやるのはすごくいいと思うけど問題は「くだらない」んじゃなくて「つまらない」になってしまっていることじゃないかと・・・。最初は竹中さんが出てきただけで笑っていた観客がどんどん音を立てて引いていくのがある意味見物といえば見物でした。なんでこんなことになってしまったんだ?

役者は一生懸命やっているのだがあまりの滑りようにその一生懸命さがもう痛々しくなるという悪循環ですらあり。まあ何しろ届いてこない。それぞれの役者さんが下手なわけでもないんだが。

木村佳乃さんと佐藤康恵さんの可愛さはまあ一見の価値ありかな。佐藤さんはバレエのシーンが素晴らしかった。坂田さんのオレオレ詐欺のギャグも結構ツボだった。って、これぐらいでもう勘弁して下さい(笑)