「ジャンキー・スクエア」  MOTHER

  • 近鉄アート館   G1列13番
  • 作  東野ひろあき   演出  G2

「ALL AROUND MOTHER2000」大阪はとうとう4本目です。お疲れさまです(笑)。今日は先日の教訓を生かし当日券発売に早めに並んだんですが、当日券買う前に「1枚余ってるんですけど・・」と言ってくれた人からチケットを譲っていただきました。おかげでこーんないい席!

クイズジャンキーや洗濯ジャンキー、不健康ジャンキーなど、ありとあらゆる物事に対する中毒(=ジャンキー)があつまるジャンキースクエアに迷い込んでしまった一人の男を中心に物語は進みます。つまり、これもプラシーボと同じく「脱出」することがクライマックスに来るお話でした。ただ、彼がジャンキースクエアを「出る」までの持っていき方やエピソードのまとまり方なんかは私は「プラシーボ」よりこちらの方が好みでしたね。恋人の両親がキーになってたり。なので、あたしとしてはラストをあの落ちにして欲しくなかったなぁと(笑)。最後すっきり終わらせても良かったんじゃないかなぁとは思いました。落ちの鮮やかさで行けばプラシーボの方がキレイに落ちていたように思うし。

しかしこの短い期間で4本立て、4回初日を迎えるというのは相当なプレッシャーだったんでしょう、カーテンコールの時あの牧野エミさんが泣いてらっしゃいました。ホンマに初日迎えられんのかな?って不安だったそうで・・・。そういえばプラシーボの時升座長が「(ジャンキーの)初日はすごいです!」と言っていたのは違う意味で「すごいことになってる」って事だったのかなぁ(笑)。

今日の私の粟根ポイント(笑)は、牧野さんと粟根さんが舞台ハジに座ってテレビを見るシーンがあるんですけど、その時粟根さんがあたしのもう目の前!って感じで。「笑う犬」見ながら最前のお客さんに「これ好き?」とか話しかけるんですけど、その「好き?」がほぼあたしの目線!でちょっと小首傾げながら訊くその仕草にはいノックアウト。って感じでございました。って細か過ぎんねん!