2020-01-01から1年間の記事一覧

はなれても はなれても

5月末から6月にかけて配信・放送されたWOWOW製作のリモートドラマ「2020年 五月の恋」、みなさまもうご覧になりましたか。WOWOWに加入していなくても、youtubeで期間限定無料配信中なので、誰でも、どこでも見ることができます。1話15分×4話なので、通勤時間…

そこにギョーカイはあるのかい

正直何から書いていいのかわからんというか、毎日毎日何かがある(誰かがなんか言う)のでそれに右往左往していて、右往左往した挙句疲れ果てもういいや寝よ…となる毎日。でも何も書かずにためこんだままだと身体に悪いような気がしてくるのでいちおう、一人…

12人の優しい日本人を読む会を見る会

GW突入と同時、4月29日にSNSで告知されたこのニュース。緊急告知です!劇団の戦友近藤芳正、こんちゃんの呼びかけで、東京サンシャインボーイズの代表作『12人の優しい日本人』を5月6日にネットで読みます!是非繋がって!!https://t.co/JZRkzWnxHF— 相島…

あなたの人生の同僚

フィフティ・ピープル (となりの国のものがたり1)作者:チョン・セラン発売日: 2018/09/28メディア: 単行本(ソフトカバー)テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行さんがおすすめされていて、気になっていたのでこの連休に読む候補として買っておいた本。 ひ…

「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」

DCエクステンデッドユニバース作品、監督はキャシー・ヤン。時系列としては「スーサイド・スクワッド」のあと、ハーレイ・クインがジョーカーと別れてからの物語を描いています。ハーレイ・クインはもちろん、マーゴット・ロビーが続投。完全なるガールズ・…

「チャーリーズ・エンジェル」

何を隠そうテレビシリーズも(再放送だったかもしれないけど)好きで見ていた世代です…チャーリーズ・エンジェルと特攻野郎Aチームとナイトライダーが私の海外ドラマ原点かもしんない。ザ・時代。チャーリーズ・エンジェルは以前キャメロン・ディアス、ドリ…

どうかあなたも生き抜いて

野田さんが言ってくれた、という気持ちと、 野田さんに言わせてしまった、という両方の気持ちがある。「今般の社会情勢に鑑み」、演劇やライヴやスポーツイベントや、その他さまざまなものが中止・延期の事態になっている。わたしもすでに手持ちのチケットが…

「FORTUNE」

森ノ宮ピロティホール V列29番 作 サイモン・スティーヴンス 演出 ショーン・ホームズ 脚本は「ハーパー・リーガン」「夜中に犬に起こった奇妙な事件」のサイモン・スティーヴンス、演出はショーン・ホームズ。なんとサイモン・スティーヴンスの新作を本国英…

「二月大歌舞伎 昼の部」

歌舞伎座 1階3列28番 二月の昼の部は十三世片岡仁左衛門追善興行として、当代仁左衛門さまが菅丞相をおつとめになる菅原伝授手習鑑の半通し。なんと!わたくし、加茂堤から筆法伝授、道明寺まで、すべて初見でござる!観たことなかったんかい!なかったんだ…

「1917 命をかけた伝令」

サム・メンデス監督作品。今年のアカデミー賞で撮影賞ほかを受賞。撮影はあのロジャー・ディーキンスだよ!14回目のノミネートでようやくオスカー受賞叶ったのも記憶に新しいところだけど、今までごめんやでといわんばかりの連続受賞マジでおめでとうござい…

「二月大歌舞伎 夜の部」

歌舞伎座 1階7列29番 今月は十三世片岡仁左衛門追善ということで、夜の部は「八陣守護城」の佐藤正清を我當さんが、「道行故郷の初雪」の梅川を秀太郎さんがおつとめになっていらっしゃいます。そのほか、羽衣に文七元結という演目立て。「羽衣」は玉三郎さ…

「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」

タイラー・ニルソンとマイケル・シュワルツの長編監督デビュー作。主演はシャイア・ラブーフ。シャイア・ラブーフはこれまでもいろいろ迷惑行為をやらかしては話題になっているんですけど、今作は撮影中に起こした事件で逮捕され、作品の公開自体が危ぶまれ…

「パラサイト 半地下の家族」

ポン・ジュノ監督・脚本。おーもしろかったです!2019年カンヌ国際映画祭最高賞パルムドール受賞。間もなく発表されるアカデミー賞にも作品・監督賞ともにノミネートされております。半地下の狭い家で暮らす無職の父と母、浪人中の兄と妹。兄の友人(大学生…

「キレイ」

フェスティバルホール 21列10番 作・演出 松尾スズキ なんと4演目の「キレイ」!初演は2000年だったっていうんだからそりゃ遠い目にもなりますね。松尾スズキさんがシアターコクーンの芸術監督になられ、まずこの「キレイ」をひっさげての御登場でございま…

「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」

ライアン・ジョンソン監督・脚本。翻訳ミステリファンには嬉しい、かなり王道のミステリ映画でした。フーダニットではないんですけど、そのぶん脚本にひねりが効いていてよかった。映画で「殺人ミステリ」ってどうしてもサスペンスかアクションの方に寄りが…

「壽初春大歌舞伎 夜の部」

歌舞伎座 3階4列36番 「義経腰越状 五斗三番叟」。初見です!長い演目の一部だからということは頭にありつつも、伏線引くだけ引いて幕~。ってなっちゃうやつなのでマジか!って気持ちと、歌舞伎自由だな!って気持ちがないまぜになりました。物語厨の私とし…

「楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~」

浅草九劇 全席自由 作 清水邦夫 演出 西森英行 清水邦夫さんの戯曲の中でももっとも有名なもののうちの一本。登場人物4人、上演時間1時間20分、一幕もの、という「場所を選ばず」な構成もあってか、累計上演回数が日本一と言われてますね。第三舞台の女性陣…

「ジョジョ・ラビット」

すばらしかった。掛け値なしの傑作なので、そうなの?見に行こうかな?と思ってる人はここでUターンするだけでなく予告編も見ないようにして映画館にGOしてください。迷わず行けよ。行けばわかるさ。2019年トロント国際映画祭最高賞の観客賞受賞。監督はタイ…

「フォードvsフェラーリ」

ジェームス・マンゴールド監督。業績不振にあえぐフォード社はモータースポーツ界で名をあげるフェラーリ社の買収に乗り出すが、失敗。フェラーリ社への雪辱に燃えるフォードは、自社で開発したマシンでル・マン制覇に挑む…という、実話をもとにした物語です…

「エクストリーム・ジョブ」

確かどこかの映画館で予告編を見かけて、面白そうだな…と思った記憶があるんですが、公開されたらちゃんと周りでおススメしてくれる人が続発して忘れずに見に行けました。監督はイ・ビョンホン。いやー面白かった!むちゃくちゃ笑いました。どのシーンでもき…

「壽初春大歌舞伎 夜の部」

松竹座 1階1列8番 「義経千本桜 川連法眼館の場」。四ノ切、かかる時は間を置かずにかかるような気がするけど私は結構久しぶりでした。愛之助さんの狐忠信は初めてかなー。可愛らしさもふんだんにあってよかったです。佐藤忠信のときの引き締まった空気との…

「テッド・バンティ」

「シリアルキラー」の語源ともなったアメリカの連続殺人犯「テッド・バンティ」を描いた映画。原題が"Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile"「極めて邪悪、衝撃的に凶悪で卑劣」。実際に死刑判決を受けた裁判における裁判長の発言からの引用だそう(…

「ジュマンジ/ネクスト・レベル」

大大大ヒットした2年前の「ジュマンジ ウェルカムトゥジャングル」続編です!キャストも変わらず。監督も引き続きジェイク・カスダンがつとめています。物語の構造は基本的に同じで、今回はNYでの大学生活に疲弊したスペンサーが、順調にやっている(ように…

30年の30本

はじめに Twitterで年末になると今年のベスト3、みたいなお題をよく見かけますが、その中に「2010年代のベスト10」をやってる人がいて(映画だったけど)、2010年代っていうDECADEくくりでベスト10やるの面白いかもな、どうせなら90年代、00年代、10年代でや…

「私たちは何も知らない」二兎社

兵庫県立芸術文化センター中ホール 1階B列19番 作・演出 永井愛 永井愛さんの新作で、青鞜社と雑誌「青鞜」にかかわった女たちの群像劇です。平塚らいてうを中心に、青鞜の創刊直後から第一次世界大戦中の青鞜無期限休刊までを描いています。「原始、女性は…

2019年の映画ふり返り

続いて映画ふり返りです!鑑賞本数31本(リピート含まず)。複数回見たものもありますがそれでも35本ぐらいかな。ということで2019年良かったもの5選(見た順)。 アベンジャーズ/エンドゲーム 神と共に(第一章・第二章) ワンス・アポン・ア・タイム・イ…

2019年の観劇ふり返り

令和2年明けました!明けてもう3日目!というわけで今頃ですが2019年の観劇ふり返り参ります!明けましておめでとうございます!総観劇本数48本。リピート含まずなのは例年通りですが、もはやリピート自体殆どないのも例年通りです。かろうじてけむりの軍団…