2017-01-01から1年間の記事一覧

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」

イェア!初日に行ってきましたよーん!本当はIMAXで見た後おかわりで4DXっていうプランだったんですけど、時間の都合上やむを得ず逆パターンに。ちなみにジェームズ・ガン監督はIMAXも4DXも激推しだそうですよ奥様…(誰)。ということで例によってここからネ…

「五月花形歌舞伎 夜の部」

松竹座 1階左列9番 「野崎村」。七之助さんのお光で野崎村観るの初めてだっけ…(お染は何回か見てる)と思ったらあれか、お染の七役のときにお光もやったからなのか勘違いしてたのかな…ってそんなわけある!?ということでたぶん七之助さんのお光初めてで…

「五月花形歌舞伎 昼の部」

松竹座 1階右列6番 勘九郎&七之助兄弟に猿之助さまががっつり絡む!見に行かないでか〜!ということで昼夜通し。 まず「戻駕色相肩」。勘九郎さん、歌昇さん、児太郎さんで駕籠かきと禿ののほほんとした雰囲気…と思わせておいて最後に実は、な展開が入る…

「ディファイルド」

サンケイホールブリーゼ 2階2D列22番 作 リー・カルチェイム 演出 鈴木勝秀 この戯曲は2004年の、大沢たかおさんと長塚京三さんのコンビ、スズカツさんの演出で上演されたものを観ています。今回は戸塚祥太さんと勝村さんの顔合わせ。かっちゃんの芝居…

「フリー・ファイヤー」

(このポスター好きなんすよ…てへへ) おおおおおもしろかった!!!!アーミー・ハマーさんが出てるというので知ったのですが、予告見ても好きそう要素しかない!と思って里帰りにからめて見てきました。上映館少なめなのがかなしいけど見に行けそうな方は…

「ムーンライト」

本年度アカデミー作品賞!ということで公開も早まり規模も大きくなり、おかげで見ることができました。すごい、なんというか…映画らしい映画でした。こういう映画を見ると、当たり前だけど物語(script)よりもキャラクターよりもなによりも、映像でいちばん…

「トレインスポッティング2」

オリジナル(という言い方がいいのかどうか)の公開は1996年。日本でもいわゆるミニシアターで公開され異例のロングランとなって話題を呼びましたが、本国イギリスにおけるこの映画への特別な感情ってのは絶対あるんじゃないかなって推察します。それこそ、…

「髑髏城の七人 season花」

IHIステージアラウンド東京 5列33番 作 中島かずき 演出 いのうえひでのり かつて新感線が初めて新橋演舞場に進出したとき、「あの新感線が、ここまできたか…!」と勝手に胸熱になったものですが、そこからさらに十数年を経て、日本初(世界2例目)の「回る…

「不信〜彼女が嘘をつく理由」

東京芸術劇場シアターイースト O列16番 作・演出 三谷幸喜 三谷さん新作。キャストに常連の段田さん戸田さんに加え、二度目のタッグの優香ちゃん、そして大河ドラマで初めて組んだ栗原英雄さんの4人芝居。とある建売に引っ越してきた夫婦が隣宅に挨拶に行く…

終わりなき闘い

今朝、ツイッターでこのオリラジあっちゃんのブログに行き当たり、読んでいたら、歩いて7分の会社に遅刻しそうになった。実話である。 読みながら、ほとほと、あっちゃんの賢さに唸らされた。オリラジ中田、転売撲滅の画期的システム発表!ブログの中身は読…

役者の仕事

言葉を発するときには、その瞬間心に浮かんだことを言うように言え。 そうでない時は私が止める。 お前の言っていることが信じられない時も止める。 何を言っているかわからない時も止める。 その年に獲れた林檎を初めて味わうように言葉を味わっていない時…

「キングコング 髑髏島の巨神」

ヒドルストンせんぱいがキングコング…なんか不思議な取り合わせ!と思いつつも、いや特に怪獣興味ねえっすから…とスルー予定だったのですが(あなたシン・ゴジラの時もそんなこと言ってなかったでしたっけ)、見た人の評判がいいのと、なんか豪快な映画が見…

「ザ・空気」二兎社

滋賀県立芸術劇場中ホール 2LA列1番 作・演出 永井愛 久しぶりの二兎社。いつも高レベルの芝居を見せてくれるという安心感があるのになぜかタイミングが合わない…というのは言い訳ですね! タイトルの「ザ・空気」の空気はまさに「空気を読む」の空気。「空…

「あたらしいエクスプロージョン」

浅草九劇 C列13番 作・演出 福原充則 新しくできた浅草にある劇場「浅草九劇」こけら落としでベッド&メイキングスの新作!3月のきつきつのスケジュールの中がんばって行ってきました。新しい劇場なので、トイレが少ないとかロビーが狭いとかいう前情報にど…

「なむはむだはむ」

東京芸術劇場シアターウエスト F列13番 つくってでる人 岩井秀人・森山未來・前野健太 野田さんの「子どもの書いた台本を演劇にすることはできないだろうか?」という発案をハイバイの岩井さんが受けて具現化。一緒にプロジェクトを立ち上げたのは森山未來…

「お勢登場」

シアター・ドラマシティ 21列39番 作・演出 倉持裕 江戸川乱歩の短編を再構成した舞台。「お勢登場」「二銭銅貨」「D坂の殺人事件」「二廃人」「押絵と旅する男」「木馬は廻る」「赤い部屋」「一人二役」の8本の短編から構成されています。普段、芝居を観る…

「陥没」

森ノ宮ピロティホール L列16番 作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 「東京月光魔曲」「黴菌」に続く、ケラさんの描く「昭和三部作」。「黴菌」を見逃していますので、三部を通したトータルの空気はわからないんですけど、「陥没」というタイトルと、「東…

「皆、シンデレラがやりたい。」

本多劇場 M列16番 作・演出 根本宗子 「シンデレラになりたい」ではない。シンデレラ「が」「やりたい」。このタイトルが、まずうまい。めちゃくちゃ面白かったです!物語は世間から「いい年をした」と言われてしまう年齢の女性3人が、アイドルの追っかけを…

蛇足ながら

上の感想で書いた、あったかもしれない人生への「あなたが感じた愛おしさは真実なのだ」…これは第三舞台「ビー・ヒア・ナウ」のセリフの一部です。わたしはもう、この長台詞がすきで、すきで、すきすぎて、たぶん私の細胞の一部になっているとおもう。この台…

ラ・ラ・ランド

昨年暮れあたりからオスカー戦線の最有力候補で名前があがってるよって言われて見たあのポスター、あの完璧な構図の、うわーこれ見たい!と思ってずーっと楽しみにしていました(あのポスターの何が完璧って、ライアン・ゴズリングの左手の角度だと思う)。…

「ナイスガイズ!」

ラッセル・クロウとライアン・ゴズリングの凸凹?バディもの。示談屋と私立探偵のコンビなんですが、ごずりん演じる私立探偵がんもうほんとにできない子ちゃんで、飲んだくれでここぞというときに役に立たない…わけでもなく結構役に立つ!かと思えば立たない…

「ザ・コンサルタント」

コンサルタントっていうタイトルなんですけど、劇中でみんな彼のことをアカウンタント(会計士)としか呼ばないし実際会計士だしでなんかタイトルが一瞬思い出せなくなる病。ベン・アフレックが高度機能障害で昼は有能な会計士、夜の顔は…というやつなんだけ…

よく知らない彼女のこと

彼女のことはあまり、いやほとんど、よく知らない。彼女の名前を世間に広めたドラマも見ていなかったし、彼女の出世作と言われる作品も見ていない。舞台では一度拝見したのだが、その作品そのものがわたしにとってはあまりにもぴんとこず、彼女の印象も薄い…

「猿若祭二月大歌舞伎 夜の部」

歌舞伎座 11列18番 「門出二人桃太郎」。勘九郎さんとこのご子息が勘九郎さん・七之助さんと同じように桃太郎で勘太郎・長三郎として初舞台。んもうね、歌舞伎座全体がお祝いムードというか、板の上も客席も、これから長い長い役者の道を延々と歩くであろう…

「猿若祭二月大歌舞伎 昼の部」

歌舞伎座 7列7番 「猿若江戸の初櫓」。先月観た「足跡姫」が、二代目だか三代目だかの出雲阿国がお城(江戸城)にあがって殿様に踊りを見せる、ことを夢見る部分がある、ということと、そのあとに描かれる展開と相まって、この演目自体はもちろん観るのは初…

「ドクター・ストレンジ」

MCUにドクター・ストレンジのお出ましです!今回が初登場(WSでちらっと名前は出ますけどもまあそれはそれ)、オリジンを描く映画なのでここから入っても全然大丈夫だよ!今までの、スーパーヒーローとはいえ基本、その力の根源は割と物理寄りだったMCUで、…

「隅田川・娘道成寺」木ノ下歌舞伎

アトリエ劇研 全席自由 演出 きたまり/白神ももこ・杉原邦生・木ノ下裕一 木ノ下歌舞伎がきたまりさん、白神ももこさんと組んだ舞踊劇。それぞれ40分程度の幕です。あらすじは知っていても実際の舞台を見たことがない隅田川と、娘道成寺ではやっぱり入って…

「マグニフィセント・セブン」

いわゆるクラシック映画の名作、というのをたくさん見ているわけではないんですが、うちの父がそれはそれはもう「荒野の七人」(とそれのもとになっている「七人の侍」)が大好きで、それこそ日曜洋画劇場とか、なんかの折に放送されるたびに見てたんですよ…

「キャバレー」

EXシアター六本木 B1F4列33番 上演台本・演出 松尾スズキ 松尾さん演出のキャバレ―が10年前!?ウソでしょ!?ってこういう再演物のたびに言ってる気がしますがほんとに10年前の実感ない。再演のニュース聞いて、そうかーうーむどうしようかなーと迷っていて…

「足跡姫」NODA MAP

東京芸術劇場プレイハウス B列6番 作・演出 野田秀樹 まだ開幕したばかりですが、かなり踏み込んだ内容です。観劇前の方はご覧にならないことを強くおすすめします。