2013-01-01から1年間の記事一覧

「レミング 〜世界の涯までつれてって〜」

中日劇場 2階6列37番 作・寺山修司 演出・松本雄吉 上演台本・天野天街 東京公演はパルコで上演されていたので、キャパから連想すると名古屋では名鉄ホールぐらいかしら、と思っていたらまさかの中日劇場っていう。名古屋で一日限りの上演だからなのか、地元…

「獣の柱 まとめ*図書館的人生(下)」

シアタートラム C列15番 作・演出 前川知大 「図書館的人生(下)」となっていますが「(上)」を見ていなくてもぜんぜん大丈夫です。今からおよそ100年後の未来、この地球に訪れる幸福で壮絶な黙示録。公演中ですので以下畳みます。

「あかいくらやみ〜天狗党幻譚〜」

シアターコクーン 2階BL列16番 作・演出 長塚圭史 ベースになっているという山田風太郎の小説は未読、天狗党についてもうすぼんやりしたイメージしかないような状態、かつ最近のプロデュース公演でありがちなんですが、舞台が始まってから「あ、この人も…

この地上から

GWに「リンカーン」見てきました。予告編とかから勝手に南北戦争ものだと思い込んでたんだけど(まあ、それはもちろんそうなんだけど)、どうやらほとんど台詞劇らしいよというのを小耳に挟んであらそれなら面白そう、と足を運んできました。 物語の中心に…

あまちゃん!

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6週目!ここまで疾風怒濤だった物語の流れがなんとなく急流から穏やかな川の流れになったような印象の週でした。これ書くときにその前の週の自分の書いたものを見ると、じぇじぇ!先週の月曜日ってまだここだったのか、思えば遠くにきたもんだ的なことを思…

「木の上の軍隊」

名鉄ホール 13列7番 作 蓬莱竜太 演出 栗山民也 井上ひさしさんが藤原竜也くんの主演で構想を練り、しかしながら成就することのなかった作品を蓬莱さんと栗山さんのタッグで1本の舞台に。先日放送されたNHKの特番でも取り上げられていて、なんにも考えずにそ…

あまちゃん!

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あまちゃん5週目!今週はサブタイもアキの恋のお相手登場色満開ですがその前に。 安部ちゃんが袖ヶ浜を去る日がやってきてしまったのでした。 我慢すんでねえぞ、だめでもまめぶが悪いんだ、と安部ちゃんへの大きな愛とまめぶへのそれほどでもない愛のこもっ…

「サイレント・フェスタ」東京ハートブレイカーズ

吉祥寺STAR PINE'S CAFE 全席自由 作・演出 ほさかよう 東京ハートブレイカーズ、初めて拝見します。小劇場ファン的にはまさに「錚々たる」という表現に相応しい顔ぶれで、それに惹かれてなんとなーくチケットを取りました。あまり事前情報入れてなかったの…

「柿葺落四月大歌舞伎 第一部」

歌舞伎座 2階7列25番 新しい歌舞伎座!あまり時間がなくてそれほど探検できませんでしたが、パッと見の印象が前の歌舞伎座にとても似ているので、かえってトイレの場所とかが変わっていることに戸惑うっていう。これからも末永くお世話になりたいので、また…

あまちゃん!

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4週目!途中で風邪でぶっ倒れたりもしましたが私は元気…ではない部分もありつつあまちゃんだけはかじりつくように見るっていう、なんだこの病気。違う意味で。しかし今のところ毎週メモ書き書いているけど1週1週が濃厚でまだ4週目とか思えない感じだ。宮藤さ…

「おのれナポレオン」

東京芸術劇場プレイハウス O列15番 作・演出 三谷幸喜 あの野田秀樹が純粋に役者として三谷幸喜の芝居に出る、組み合わせどうこうよりもまず「野田さんが他人の作品に出る」ってだけでどんだけレアなんだよ。そりゃチケ取りにも必死になるってもんだよ。 以…

「葛城事件」THE SHAMPOO HAT

ザ・スズナリ 自由席 作・演出 赤堀雅秋 赤堀さんの作演の芝居は拝見したことあるんですが、劇団公演は初めてです。新井浩文さん初舞台、岸田戯曲賞受賞後第1作といろいろ話題も重なりチケット激戦だったようで、自由席だけど取れたのラッキーだったなーとあ…

「西瓜割の棒、あなたたちの春に、桜の下ではじめる準備を」シティボーイズミックスPRESENTS

アートピアホール 17列32番 作・演出 宮沢章夫 宮沢さんが、たしかツイッターでだったかしら、シティボーイズとやるよ、的なことを仰られたときに反射的に「観たい!」と反応したのは自分がラジカルに間に合わなかった世代だからというのもあるのでしょうか…

あまちゃん!

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3週目!どうやら初回から視聴率も良いようで嬉しい限りです。宮藤さんのドラマって評判もいいしDVDも売れるけどなぜか視聴率はふるわない、みたいなことが常だったので心配していなかったといったら嘘になるというか全力で心配していましたが、まさに杞憂に…

「八犬伝」大千秋楽!

刈谷市のホールで大千秋楽、しかも日曜ソワレという遠征者泣かせなスケジュールながら大きなホールがぱんっぱんに入っていてそれだけでもちょっと感無量になりそうな(なぜお前が)光景のもと見届けて参りました。あーたのしかった!たのしかった!最初はこ…

あまちゃん!

tv

2週目!今週もリアルタイム視聴継続中。継続中どころか一日の楽しみです。あまちゃんのためにがんばっている、そう言っても過言ではない。いや過言かもしれないがそう言い切ってしまいたい。爆笑で始まり涙で終わった第2週メモ書き。 新人海女さんの一日と海…

もう(すぐ)春ですね

DVD発売の季節ですね。4月17日!もう来週じゃないですか。この前のエントリで「どのバージョンを買ったらいいんだ」的なことを書きましたが、その直後にTSUTAYAだけ予約特典でDVDがつくとかいいやがりましたので一も二もなくTSUTAYAで3D&2Dを予約しました。…

あまちゃん!

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4月1日から放送始まりました宮藤官九郎脚本の朝ドラ!宮藤さん!脚本!の!朝ドラ!ちょうど一年前でしたでしょうか、第一報を聞いたときは三谷さんの大河とはまた違う次元で「ここまできたか」感ハンパないなと思った記憶があります。しかし、大河はまだ過…

「八犬伝」

シアターコクーン O列11番 脚本 青木豪 演出 河原雅彦 ここんとこ同じ(もしくは類似)演目を全然違うプロデュース公演で、っていうのがわりと重なってて、八犬伝もちょっと前に別の公演あったよなー、こういうのって続くのかしらね、と思っていたらパンフ…

「マシーン日記」

東京芸術劇場シアターイースト B列15番 作・演出 松尾スズキ 12年ぶりの再演。いやー、めちゃくちゃよかった。めちゃくちゃよかったんじゃないでしょうか。思いもかけずB列が最前で、先にご覧になった方が「水防止で毛布配られますよ、かからなかったけど一…

最高の離婚、最高。

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はー。終わっちまいました。もうここのところずっと毎週木曜日を楽しみに一週間を乗り切っていたし木曜日の22時には基本的にすべての用事をすませてテレビの前に座っていられるようにしていた。恋愛ドラマが苦手といいながらなぜ!いやなぜもなにもない。面…

ニュースルーム

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あのアーロン・ソーキンが製作総指揮をつとめた「ニュースルーム」がWOWOW無料放送の日に第一話先行放送!ということで昨日はテレビにかじりついて拝見しておりました。 はー。 期待に違わぬ面白さ! 番宣でも「ソーシャル・ネットワーク」のスタッフが送る…

セクシーなのキュートなの

先日来年度の人事の内示があったわけですが、部署の異動のみで転居なし、ということでほっと胸をなで下ろしている今日この頃、みなさん如何お過ごしですか。異動後の部署はなかなかにめんどくさいところなんですけど、それを差し引いても引っ越しせずにすん…

それにしても

読み終わったあとでいろいろと書評や感想を検索して読んでみたんですが、朝日のこの書評はさすがにどうなんだろうと思わずにはいられませんでした。っていうか、これ書いたひと、ほんとうにちゃんと読んだのかしら。読んでこれならなおさらがっかりだという…

一期は夢よ ただ狂え

赦す人作者: 大崎善生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/11/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (12件) を見る「赦す人」読みました。 大崎さんが「小説新潮」に団鬼六の評伝を連載していると聞いた時から、本になるのを楽…

「ホロヴィッツとの対話」

パルコ劇場 X列9番 作・演出 三谷幸喜 クラシックに明るくない私でもさすがにその名前は知っている、ウラジミール・ホロヴィッツ。偉大なるマエストロ、比類なきピアニスト。そして、だからこそ神経質で、扱いづらい、「変人」としても知られる芸術家。その…

「IN HER TWENTIES 2013」TOKYO PLAYERS COLLECTION

王子小劇場 全席自由 脚本・構成・演出 上野友之 2011年に上演されたものが好評を得て再演ということで、なんで観ようと思ったかはほとんど勘なんですけど、こうした小劇場で短いタームで再演されるというのは一定の評価がつかないとなかなか出来ないだろう…

「テイキングサイド」

銀河劇場 C列8番 作 ロナルド・ハーウッド 演出 行定 勲 恥ずかしながらというか、実の姉がずっとピアノをやっていてクラシック音楽というのが身近にあったはずなのにというか、だからこそというか、クラシック音楽についてはもう完全に白旗です!という人生…

「遠い夏のゴッホ」

赤坂ACTシアター J列26番 作・演出 西田シャトナー 大河ドラマを終えた松山ケンイチさんがこのタイミングで初舞台、そしてそれがあの「惑星ピスタチオ」の西田シャトナーさんの作演、しかも彼が「セミ」の役をやるという、なんか情報量多すぎてどこから飲み…

「教授」

シアターコクーン 1階B列17番 構成・演出 鈴木勝秀 スズカツさんのオリジナル新作で椎名桔平さんや高橋一生くんがキャストとして並んでいて…と、自分がチケットとらない理由がない!というようなラインナップなのにぎりぎりまでチケットとってませんでし…