「十二月大歌舞伎 第三部」

歌舞伎座 2階3列33番 ◆二人椀久 どこかで観たという気がしてるんですが、お、覚えてない…(きっと夢の国にいたのでしょう…スイマセン) 今回は玉三郎さまと勘九郎さんの組み合わせ!勘九郎さん、放蕩息子の雰囲気はないけど、松山にほれ込むあまりいろん…

「十二月大歌舞伎 第二部」

歌舞伎座 1階4列28番 ◆吹雪峠 以前獅童さんと七之助さんと愛之助さんの組み合わせで見たことがあります。なので七之助さんのおえんは2回目かな。助蔵が獅童さんで、当時の感想にも書いたけど、獅童さんのはっちゃけぶりが若干行きすぎていて、この作品の心理…

「この世界の片隅に」

能年ちゃん…じゃなく、のんさんが主人公の「すず」さんの声をあてているらしい、ということは知っていたんですけど、積極的に見に行くつもりではなかったのに、これもネットで公開するやいなや熱い推薦の声が続いて、マジかー、そんなにかー、とこちらも年の…

「ワレワレのモロモロ・東京編」ハイバイ

アトリエヘリコプター 全席自由 構成・演出 岩井秀人 「それぞれに起こった『こいつはヒデーぜ!』という話をつないだオムニバス作品。オムニバス大好き!みんなもっとやればよいのに。とはいえ、いい短編を書くのはいい長編を書くより難しそう(私見)なの…

「エノケソ一代記」

世田谷パブリックシアター 作・演出 三谷幸喜 「日本の喜劇王」エノケンこと榎本健一。そのエノケンの全盛期には彼の名をかたる…いや、彼の名に乗っかる「ニセモノ」がたくさんいたという。そのニセモノの中のひとりに「エノケソ」を名乗り全国で興行を打つ…

「大パルコ人3 ステキロックオペラ サンバイザー兄弟」

森ノ宮ピロティホール J列7番 作・演出 宮藤官九郎 パルコ×宮藤さんのロックオペラシリーズも第3弾。今回は音楽に怒髪天の上原子さん、主演に同じく怒髪天の増子さんを迎えるという、変化球!?それともロックオペラ的にはこっちが王道!?な新作。宮藤さ…

「キネマと恋人」KERA・MAP

シアター・ドラマシティ 18列37番 台本・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 映画が唯一の娯楽だった時代の、日本のどこかの島の町を描く、ケラさんのロマンチック・コメディ。東京公演での評判も上々で、楽しみにしておりました!いろいろと苦しい生活のな…

「はたらくおとこ」阿佐ヶ谷スパイダース

IMPホール B列15番 作・演出 長塚圭史 初演の感想こちら。阿佐スパ名義に限らず、長塚さんの手がけた中で一番好きな作品です。どれぐらい好きって、ちょうど10年前に選んだ「この10年のこの10本」で選んでいるくらい。男性陣は初演キャストが全員顔をそろえ…

「かもめ」

滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール中ホール 1L列20番 作 アントン・チェーホフ 演出 熊林弘高 アルカージナに佐藤オリエさん、ニーナに満島ひかりさん、山路和弘さんに田中圭さんに中島朋子さんに坂口健太郎さんに…とまあ、豪華な顔ぶれ。そういえば、ケラさ…

「遠野物語・奇ッ怪 其ノ参」

兵庫県立芸術センター中ホール 1階Q列4番 作・演出 前川知大 奇ッ怪シリーズも第三弾。今回の題材は遠野物語。日本によく似たどこかの世界、近未来におこるかもしれない(おこらないかもしれない)出来事のなかで語られる「物語」の意味。冒頭の山内さん(…

「錦秋特別公演2016」

ロームシアター京都メインホール 6列25番 ご兄弟秋の恒例行事。お邪魔するの久しぶりかもしれません。せっかく京都に住んでて京都に来てくださるのだから〜ということで出かけてまいりました。この錦秋公演も回を重ねてきて、ご兄弟もいろいろと見せ方を…

「勧進帳」木ノ下歌舞伎

京都芸術劇場春秋座特設客席 全席自由 演出 杉原邦生 監修 木ノ下裕一 基本的には歌舞伎の「勧進帳」をなぞるところはもちろん、音楽の使い方やシンプルなセットが私が最初に木ノ下歌舞伎を観た「黒塚」のスタイルに近く、もとの舞台を知っているからこその…

「スター・トレック BEYOND」

これも全米公開は夏真っ盛りの7月!まーちーかーねーたー!春から夏にかけてのいわゆるアメコミ超大作(シビルウォー、BvsS、アポカリプス)がいずれもヒーロー同士の対立構造を軸にしていて、対立構造嫌いじゃないどころか大好きな私でも若干食傷気味ではあ…

「Vamp Bamboo Burn〜ヴァン!バン!バーン!〜」劇団新感線

フェスティバルホール 15列42番 脚本 宮藤官九郎 演出 いのうえひでのり 初日が開けたのは夏真っ盛りの8月初旬!今はもう初秋どころか、秋まっただ中…待ちかねた!ここんとこわりと初日に近いタイミングで新感線公演を観ることが多かったので、ここまで最終…

「クレシダ」

サンケイホールブリーゼ E列27番 作 ニコラス・ライト 演出 森新太郎 タイトルからしてシェイクスピア、トロイラスとクレシダのスピンオフ(ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ的な)かなーと勝手に思い、なんとなく、ま、今回は見送りで…と思っ…

「来てけつかるべき新世界」ヨーロッパ企画

ABCホール K列15番 作・演出 上田誠 凄く久しぶりのヨーロッパ企画!いやー新世界でした。A NEW WORLDではなく、あくまで「SHIN-SEKAI」。ディープな大阪においてもなおディープな、トップオブディープ大阪な新世界。そんなSHIN-SEKAIに迫り来るNEW WORLDを…

「治天ノ君」劇団チョコレートケーキ

伊丹AI HALL 全席自由 脚本 古川健 演出 日澤雄介 第21回読売演劇大賞において、作品賞、優秀賞、男優賞、女優賞すべてで優秀賞に名前を残しており、作品が選考委員特別賞を受賞した「治天ノ君」。私はこの時初めてこの劇団名を知りました。ここまでの圧倒的…

「スーサイド・スクワッド」

「悪をもって悪を制す」、タスクフォースX作戦に集められるヴィランたち。製作に入った当初からマ−ゴット・ロビー演じる「ハーレイ・クイン」のビジュアル力の高さ、その完成度に期待が集まっていて、しかもそのハーレイ・クインが追いかけているジョーカー…

「X-MEN:アポカリプス」

やっと見た!公開からずいぶん日が経ってしまいました。今年の夏は映画1本の時間をひねり出すのもままならない!前作「フューチャー&パスト」の続編というポジションなので、あの世界線(レイヴンが大統領を助けてセンチネルが生まれない世界)で話が進んで…

「ゴーストバスターズ」

オリジナルのゴーストバスターズをちゃんと見たのかどうなのか、テレビで何度もやってるし、あのマシュマロマンのシーンとか見た覚えありまくるんだけど、実はほとんど覚えていないのであった。リブートするって話は割と前から出ていたと記憶していて、ただ…

「シン・ゴジラ」

庵野監督にもゴジラにもさほど思い入れがなかったので、見に行く予定じゃなかったんですけど、初日鑑賞組の激賛ぶりに「えっそうなの?そんなに?」となり、決め手は島本和彦先生の一連のツイートでした。そこまでか!そんなに言うなら行かなくては!いやー…

「八月納涼歌舞伎第三部」

歌舞伎座 10列19番 ◆「土蜘」 勘九郎さんの襲名でも拝見しました。演目としてはかなり好き!ただ、座席が真っ正面で、かつ私の前に背の高い男性が座られたので、センターのみほぼ見えないという…どセンの罠!松羽目物で正面の視界がやられるとやっぱりち…

「八月納涼歌舞伎第二部」

歌舞伎座 14列10番 ◆「東海道中膝栗毛」 染五郎さんと猿之助さんで弥次さん喜多さん!いやそりゃ誰もが見たいと思う座組ですよね。猿之助さんは昨年秋からのワンピース歌舞伎、染五郎さんは今春のラスベガスでの獅子王公演と、それぞれの話題もぶっ込み…

「キンキーブーツ」

オリックス劇場 1階14列64番 脚本 ハーヴェイ・ファイアスティン 演出 ジェリー・ミッチェル 来日版と国内版が相前後してかかるよー国内版は三浦春馬くんが出るよーって最初のアナウンスがあって、あのできる子春馬くんなら相当ハマるだろうなーと思いつつ、…

「BENT」

京都劇場 S列17番 作 マーティン・シャーマン 演出 森新太郎 今までいろんなキャスト、いろんな演出家で上演されていると思うんですけど、この作品を拝見するの、実は初めて。映画にもなってましたが、そちらも未見。ベルリンで享楽的な生活を送っていたマ…

「ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン」

森ノ宮ピロティホール U列36番 作・演出 松尾スズキ 情報解禁になったときには、松尾さんが!BL!みたいな方面での取り沙汰が多かったような記憶があって、東京公演のときには評判はうっすら聞こえてきていたけど個人的にじっくりネットの感想をたどる余裕…

「コクーン歌舞伎第十五弾 四谷怪談」

シアターコクーン J列13番 演出 串田和美 コクーン歌舞伎にとって四谷怪談というのはかなり縁のある演目ではないかと思います。今回は2006年「南番」「北番」で上演したバ−ジョンから一歩踏み込んで、お袖と直助権兵衛によりスポットを当てた構成。黒子を黒…

「デッドプール」

見てきたーデップーちゃん!1日映画の日に公開だったのでさすがに手乗りデップーちゃんはもらいに行けませんでしたが、でもああいう入場者プレゼントうれしいよね…!Fワード炸裂、吹き替えの訳の方が容赦なくてオススメと仄聞したので吹き替えで見に行ってき…

「8月の家族たち」

森ノ宮ピロティホール V列24番 作 トレイシー・レッツ 上演台本・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 「三姉妹ものに目がない」ケラさんが「他人の戯曲で演出してみたいもの」として白羽の矢を立てたのがこの作品。映画は日本でも公開されていましたが、…

「太陽」イキウメ

ABCホール A列6番 作・演出 前川知大 2年前に蜷川さんの演出で「太陽2068」として上演されていましたね。イキウメの公演は初見!いやー、もちろんこの作品に限らず、演出家が変われば作品の手触りが違ってくるのは当たり前ですが、前川さんと蜷川さんは演出…

「ズートピア」

見てからもうだいぶ時間が経ってしまったんだけど、自分の「見た」記録兼ねてるのでメモ程度に。いっやあああ面白かった!!!先に公開された全米での評価も興収もズバ抜けていたので楽しみにしていましたが、その高いハードルを軽々超えてくる出来。もう言…

「夢の劇」

兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール K列3番 構成・演出 白井晃 台本 長塚圭史 大学時代の友人と昨年暮れに会った時に、実は田中圭さんにめちゃくちゃずっぱまっていて、旦那に内緒でDVDやら雑誌やらを集めまくっているのだ…みたいな話になり、そんな好…

「キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー」いろいろメモ

まだ書くのか…(みなさんの ためいきが きこえるようです)(だって いろいろ 言いたいじゃない!) 以下ほんと具体的なシーンと台詞のことしか書いてないからね!

「キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー」

いやーーーー 面白かったですねっ!!!!(のっけから) 「ウィンターソルジャー」公開から約2年、こんなに「その後」を楽しみにした映画も久しぶりで、とはいえ楽しみな一方「これは前作があまりに好きすぎて次になにがきても満足できないパターンでは」と…

「スポットライト 世紀のスクープ」

今年度アカデミー賞作品賞受賞作。レヴェナントに行くかと思いきや、脚本賞と作品賞をかっさらっていきましたねー。題材的にも自分が好きそうだなあと思っていたので、公開を楽しみにしていました。2002年にボストン・グローブ社がスクープし、その後続報を…

「四月花形歌舞伎 夜の部」

明治座 13列24番 ◆浮かれ心中 原作は井上ひさしの「手鎖心中」。原作未読なのでこれが舞台のみの脚色なのかそうでないのかは定かでないんですが、「籠釣瓶花街酔醒」ががっつり下敷きになっていて、わーこれは籠釣瓶好きにはたまらん趣向やな!と思いました…

「四月花形歌舞伎 昼の部」

明治座 6列21番 ◆葛の葉 「元禄港歌」の中で披露される瞽女唄の「葛の葉子別れ」ってこれかああ!とポン(と手を打つ)。安倍保名に助けてもらった恩を返そうと白狐は許嫁の葛の葉姫に化けて保名のところに嫁入りし、子をもうけるが、本物の葛の葉姫があらわ…

「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」

アメコミ映画を見るようになってまだ日の浅いワタクシ、実のところDCであれマーベルであれ、原作のコミックスを読んだことが、ない、のです…いやわかってる、わかってます、こんなことあえて堂々言うことではないですよね、いやとりあえず最初に映画を見る前…

「マネー・ショート」

ミクロもマクロも経済とついた途端に沈黙する典型的な「けいざいよくわかってません」人間ですので、先に見た方の「サブプライムローン問題予習してから見に行くが吉」とのアドバイスを読み、「猫でもわかるサブプライムローン」的な簡単解説をざっと読んで…

「裸に勾玉」MONO

ABCホール G列17番 作・演出 土田英生 MONO新作。前回公演は見のがしてしまいましたが、毎回しっかり地方公演日程を組んでくださるおかげでわりと継続して拝見させて頂けています。今回の舞台は弥生時代で、どうやら周囲からは変わり者と敬遠されている不思…

ここから始めなきゃいけない

twitterのアンケート機能を使って、観劇中の携帯電話についてアンケートをとってみました。設定時間は48時間。回答数は約20000。皆様の御協力のおかげで、サンプリング調査としてはじゅうぶんな回答数になったんじゃないかと思います。RTされた先を見ても、…

「スーパー歌舞伎 ワンピース」

松竹座 2階1列12番 演出 横内謙介/市川猿之助 あの!「ONE PIECE」を歌舞伎で!という第一報を聞いた時は「マジカヨー!」ってなりましたけど、猿之助さんがやる以上、そんなしょうもないものにはなるまい、笑えるにしろ、かっこいいにしろ、いききった作品…

「乱鶯」

新橋演舞場 6列2番 作 倉持裕 演出 いのうえひでのり 今回はいのうえ歌舞伎<黒>(black)ということで、脚本が倉持さん、本格時代劇!です!という謳い文句。古田さんが文句なしのどセンター、芯を張っての新橋演舞場ということで、出かけてまいりました。…

「関三奴」

歌舞伎座 幕見席 三月大歌舞伎、打ち出しの一幕のみを幕見で。幕見席、いつぶりだ?というぐらい久しぶりでしたが、20分足らずの幕とはいえ、600円で見られるってすごいありがたい話だよな…と改めてしみじみしました。すごい人気演目とかだと大変だろうけど…

「ETERNAL CHIKAMATU-近松門左衛門「心中天網島」より-」

シアタードラマシティ 12列30番 作 谷賢一 演出 デヴィッド・ルヴォー タイトル通り、近松の「心中天網島」を下敷きに、現代に生きるもうひとりの「小春」の姿を描く物語。面白かったです。こういうのはタイミングを呼ぶというのか、つい先日最終回を迎えたN…

「ナショナル・シアター・ライブ 夜中に犬に起こった奇妙な事件」

ナショナル・シアター・ライブはやっぱりうれしいやつだよ!2012年ロンドン初演、その年のオリビエ賞を席巻した舞台。評判は聞こえてきていて(ブロードウェイでは一昨年上演され、トニー賞受賞)、ぜひ見たいと思っていました。アスペルガー症候群の少年、1…

「SHERLOCK/忌まわしき花嫁」

SHERLOCKのスペシャルドラマが劇場公開されるということで出かけてきましたん。まだまだ上映期間設定されていると思うのでこれから見るよんな方は念のためこの先やめておいたほうがいいかもだ!本国イギリスでは今年の1/1に放送されたんでしたっけ、で特…

「スティーブ・ジョブズ」

監督ダニー・ボイル、脚本アーロン・ソーキン。ソーキン大好きっ子の私が見ないわけがない!初日に行ってきました。三谷幸喜さんが「オケピ!」で岸田戯曲賞を獲った時の選評で、野田秀樹さんが「(三谷幸喜の脚本のうまさは)花見の場所取りのうまさである…

「クリード チャンプを継ぐ男」

かの「ロッキー」の続編というか、スピンオフというか、全米公開されて上々の評判と興収であるのを見ても「そうかあ」ぐらいにしか思っていませんでした。何を隠そう、わたしはいわゆる格闘技全般に興味がない、興味がないだけならまだしもちょっと敬遠して…

「オデッセイ」

原題「The Martian」。原作が「火星の人」。この映画の撮影してるよっていうセバスチャン・スタンのファンの方のツイート見て知って、原作すごい評判なんだってーということで先に原作を読んだんですがこれがんもーめっちゃ面白かった!ので日本公開を今や遅…